3月2日より新年度(令和6年度)狂犬病予防注射が始まります
保健所からお知らせが届いている方は、書類をお持ち頂き、ワンちゃんと共に当院までお越しください
注射後に注射済み証明書を発行致します。
※書類がまだ届いていない方は書類なしでお越し頂いて大丈夫です
板橋区・豊島区の方は区への注射済票を受け取る手続きは、無料代行致します
その他の地域にお住いの方ももちろんお注射自体は受けられます
えっ、お知らせに書いてある日程・病院以外でも注射できるの??
そうなんです!!お注射はその日程はもちろん、その日程以外でも当院でお注射できます
4月に入ると混雑が予想されますので、3月中の方が混雑が避けられるかもしれません
よろしくお願い致します
]]>今年も宜しくお願い致します。(^^)/
今回は、猫ちゃんが隠し持っているかもしれない肥大型心筋症という
心臓病についてです。
なぜ「隠し持っている」という表現になるかと言いますと、
心臓病を持っていても見た目には元気そうで何も症状がないことが多いからです。
健康に見える猫ちゃんの16%で心臓病を持っていた、という研究報告もあります。
猫ちゃんの心臓病の大半は、肥大型心筋症という心臓の筋肉が厚くなる病気です。
聴診したら分かるのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
猫ちゃんの肥大型心筋症の約7割で心雑音がなかったという研究報告があります(;゚Д゚)
この心臓病を隠し持っているとどうなるのか…???
突然、劇的な症状が出ます。
動脈血栓塞栓症という足が動かなくなる病気、
肺や胸に水が貯まって呼吸が苦しくなる病気、
突然死、など恐いものはかり…
症状が無く、聴診でもはっきりしない、といったケースでも
肥大型心筋症を調べることが可能ですので、気になる方は検査をご検討下さい!
]]>
今日は歯石の除去について
「歯石がたくさん付いている、お口が臭い、歯茎が赤い、時々よだれがでる」
などありましたら、歯石除去がおすすめです。
ハミガキは歯石が付かないようにする予防の役割なので、
一度歯石が付着してしまうと、ハミガキをしてもとれません
専用の機械で除去することで、きれい・清潔になります
<歯石除去前>
<歯石除去後>
当院では一年に一度の歯石除去をおすすめしております
ちなみにピンク色になっている歯茎の部分は、歯石により歯肉炎を起こしています。
歯石はお口の中の細菌が集合して塊になったものだからです
その細菌が血液の中に入り全身の臓器に感染を起こすこともあります。
また、ワンちゃん猫ちゃんには、お口の中にしこりができることがあります。
症状を訴えない当初は生活をしていて全くわかりませんが、歯石除去の
機会があれば同時にしこりのチェックも出来ます。
詳細は当院までお問い合わせ頂けたらと思います
ご機会ありましたら、ご利用下さい
今年も暑い日が続く季節になってきました(;´Д`)
熱中症にはくれぐれもご注意下さい☆
とはいうものの…
熱中症ってどんな病気でしょうか❔
炎天下での激しい運動、エアコンを切った車内で長時間の置き去り、
室内のエアコンの付け忘れ、誤って暖房をつけて外出してしまう、等により
体温が急上昇します。
体温が40度以上になることもよくあります。
体温が上がると、全身の“全ての細胞”が“焼ける”状態になります。
体温が高い程、火力も強いといったイメージです。
“全ての細胞”なので、全身の臓器がダメージを受け、大きなダメージを受けた臓器の症状が出ます。
ダメージが主に脳であればけいれん発作、胃腸であれば嘔吐や下痢、
肝臓や腎臓であれば肝臓病や腎臓病の症状が出ます。
ダメージを受ける臓器は必ずしも一つとは限りません。
勿論複数の臓器がダメージを受けることもあります。
また“焼ける”状態なので、重度に発熱、脱水します。
つまり、全身のいくつもの臓器がダメージを受け、体が重度に発熱し脱水してしまう…
容易に命に関わる病気と想像できます。事実亡くなることもあるとても怖い病気です。
熱中症は、予防が大事です❕
熱中症になってからどう治療するか?というよりも、ならないようにすることがとても大事です。
炎天下での激しい運動、エアコンを切った車内で長時間の置き去り、
室内のエアコンの付け忘れ、誤って暖房をつけて外出してしまう等は
避けて頂けたらと思います❕
室温は27度以下を心掛けましょう。
また十分な飲水も心掛けてください。
これから暑い夏が続きますのでご注意頂けたらと思いますm(__)m
]]>
そんななか…
そろそろ蚊が出始めて来ます
今日はフィラリア予防薬のお話です!!!
フィラリアは、ワンちゃん、猫ちゃんが蚊に刺されることで心臓に寄生する寄生虫のことです。
予防期間は5月〜11月の7か月間が一年分です。
まとめて7か月分ご購入の方は300円割引しております!!
またノミ・マダニ予防も大事なワンちゃん猫ちゃんを襲ってくる季節ですので
しっかり予防してあげて下さいねっ※ノミは気温13℃以上で年中活動可能です!
予防期間は3月〜11月の9か月間をおすすめしております。
毎月一回予防薬を使用します。
4か月分ご購入毎に300円割引しております!!
フィラリア薬、ノミマダニ薬でその他の商品の扱いもありますので、
お問い合わせ下さい
詳しくは当院までどうぞ
気温13℃以上でノミ・マダニは活発になります
まずノミですが、こんな見た目です
ふぉ、フォルムが…気持ち悪いーっっ
こんなノミですが、暖かい季節になると街のお散歩コースに潜み、
地面近くを散歩するワンちゃん、外出する猫ちゃん、また飼主さんの衣服に
飛びつくことで室内飼いの猫ちゃんにも寄生します。
飛びついて、ワンちゃん・猫ちゃんを刺して、お尻周りを中心に痒くなります。
痒くて気にして、毛が薄くなってしまうことも。
そのノミが飼主さんをも刺すと、飼主さんにも痒みがでる場合があります
また、ノミは痒みだけでなく、瓜実(うりざね)条虫という寄生虫も媒介し、
便の中やお尻周りに白い米粒様のうようよと動く体の一部(虫卵入り)を排出します。
ですが、予防のお薬を背中に付ける付けることでノミ・マダニの予防が可能です
お薬の塗布の目安はワンちゃん、猫ちゃんとも月に一度をおすすめしております。
3月〜11月の9ヶ月間は、おすすめとなります。
4本毎のご購入で、300円割引させて頂いております。
大事なワンちゃん猫ちゃんをノミ・マダニの脅威から守りましょう
その他詳細は当院までお問い合わせください
3月2日より新年度(令和5年度)狂犬病予防注射が始まります
保健所からお知らせが届いている方は、書類をお持ち頂き、ワンちゃんと共に当院までお越しください
注射後に注射済み証明書を発行致します。
※書類がまだ届いていない方は書類なしでお越し頂いて大丈夫です
板橋区・豊島区の方は区への注射済票を受け取る手続きは、無料代行致します
その他の地域にお住いの方ももちろんお注射自体は受けられます
えっ、お知らせに書いてある日程・病院以外でも注射できるの??
そうなんです!!お注射はその日程はもちろん、その日程以外でも当院でお注射できます
4月に入ると混雑が予想されますので、3月中の方が混雑が避けられるかもしれません
よろしくお願い致します
]]>今年も宜しくお願い致します。
先日『後ろ足が骨折しているかもしれません』とポメラニアンさんが来院されました。
ポメラニアンさんが布団の中に潜っていた所を、
お子様が気づかず踏んでしまったそうです( ;∀;)
この寒い時期に暖を取っていたのでしょう。
歩き方を見ると…
右の後ろ足を挙げて、足を着けようとしません。
レントゲンを撮影すると…
右後ろ足のはまっていた骨が外れています(股関節の脱臼)。
すぐにお預かりし、骨を元に戻しました。
痛みの無い様にして、後ろ足を引っ張ることで元に戻します。
上手く戻りました(●´ω`●)
めでたし、めでたし…(。´・ω・)?
実はめでたしではありません!重大な注意点があります!!
本来このように骨がはまっているのですが、実は、骨同士が外れないように
周りを取り囲む袋や靱帯が存在しています。※袋や靱帯はレントゲンでは写りません。
取り囲む袋や靱帯が切れない限り、骨が外れることはないのです。
つまり『骨が外れている=取り囲む袋や靱帯が切れている』ということです。
その為、骨を元に戻したとしても、取り囲む袋や靱帯が切れたままなので…
また外れてしまう可能性があります!
人でも、肩が外れやすい方がいらっしゃるのと同じです(;゚Д゚)
外れずらいように包帯をして、安静をお願いしました。
寒い時期は思わぬ場所にワンちゃん猫ちゃんが暖をとっていることがあるので、
要注意お願い致しますm(__)m
本日の格言 石に布団は着せられず
]]>
今日は歯石の除去について
「歯石がたくさん付いている、お口が臭い、歯茎が赤い、時々よだれがでる」
などありましたら、歯石除去がおすすめです。
ハミガキは歯石が付かないようにする予防の役割なので、
一度歯石が付着してしまうと、ハミガキをしてもとれません
専用の機械で除去することで、きれい・清潔になります
<歯石除去前>
<歯石除去後>
当院では一年に一度の歯石除去をおすすめしております
ちなみにピンク色になっている歯茎の部分は、歯石により歯肉炎を起こしています。
歯石はお口の中の細菌が集合して塊になったものだからです
その細菌が血液の中に入り全身の臓器に感染を起こすこともあります。
また、ワンちゃん猫ちゃんには、お口の中にしこりができることがあります。
症状を訴えない当初は生活をしていて全くわかりませんが、歯石除去の
機会があれば同時にしこりのチェックも出来ます。
詳細は当院までお問い合わせ頂けたらと思います
ご機会ありましたら、ご利用下さい
先日、裁縫の針を誤飲してしまったという子猫さんが来院されました。
裁縫の針って結構長い気がするけど…??
子猫さんなのに、飲めるのかな… ??
レントゲンを撮影してみると、胃内にそのまま針が認められました。
誤飲した直後だったので、薬を投与して吐かせて出させる方法があります。
しかし、針や串といった鋭利な異物は、吐き出す時に食道に刺さったりしてしまう
リスクがある為、吐き出させるのは危険とされています。
この猫さんは、夜間に緊急手術を行い、胃の中から針を取り出しました。
レントゲンでは写っていませんが、実際は針に糸が付いていました。
(ついでにビニールの切れ端も見つかりました)
猫さんは糸や紐やビニールが大好きなので、遊んでいて誤飲してしまったのかな、
と思いました。
誤飲にはくれぐれもご注意下さいm(__)m
飼主さんのお嬢様からお手紙頂きました!
とても嬉しかったです(#^.^#)
]]>
今年も暑い日が続く季節になってきました(;´Д`)
熱中症にはくれぐれもご注意下さい☆
とはいうものの…
熱中症ってどんな病気でしょうか❔
炎天下での激しい運動、エアコンを切った車内で長時間の置き去り、
室内のエアコンの付け忘れ、誤って暖房をつけて外出してしまう、等により
体温が急上昇します。
体温が40度以上になることもよくあります。
体温が上がると、全身の“全ての細胞”が“焼ける”状態になります。
体温が高い程、火力も強いといったイメージです。
“全ての細胞”なので、全身の臓器がダメージを受け、大きなダメージを受けた臓器の症状が出ます。
ダメージが主に脳であればけいれん発作、胃腸であれば嘔吐や下痢、
肝臓や腎臓であれば肝臓病や腎臓病の症状が出ます。
ダメージを受ける臓器は必ずしも一つとは限りません。
勿論複数の臓器がダメージを受けることもあります。
また“焼ける”状態なので、重度に発熱、脱水します。
つまり、全身のいくつもの臓器がダメージを受け、体が重度に発熱し脱水してしまう…
容易に命に関わる病気と想像できます。事実亡くなることもあるとても怖い病気です。
熱中症は、予防が大事です❕
熱中症になってからどう治療するか?というよりも、ならないようにすることがとても大事です。
炎天下での激しい運動、エアコンを切った車内で長時間の置き去り、
室内のエアコンの付け忘れ、誤って暖房をつけて外出してしまう等は
避けて頂けたらと思います❕
室温は27度以下を心掛けましょう。
また十分な飲水も心掛けてください。
これから暑い夏が続きますのでご注意頂けたらと思いますm(__)m
]]>
そんななか…
そろそろ蚊が出始めて来ます
今日はフィラリア予防薬のお話です!!!
フィラリアは、ワンちゃん、猫ちゃんが蚊に刺されることで心臓に寄生する寄生虫のことです。
予防期間は5月〜11月の7か月間が一年分です。
まとめて7か月分ご購入の方は300円割引しております!!
またノミ・マダニ予防も大事なワンちゃん猫ちゃんを襲ってくる季節ですので
しっかり予防してあげて下さいねっ※ノミは気温13℃以上で年中活動可能です!
予防期間は3月〜11月の9か月間をおすすめしております。
毎月一回予防薬を使用します。
4か月分ご購入毎に300円割引しております!!
フィラリア薬、ノミマダニ薬でその他の商品の扱いもありますので、
お問い合わせ下さい
詳しくは当院までどうぞ
気温13℃以上でノミ・マダニは活発になります
まずノミですが、こんな見た目です
ふぉ、フォルムが…気持ち悪いーっっ
こんなノミですが、暖かい季節になると街のお散歩コースに潜み、
地面近くを散歩するワンちゃん、外出する猫ちゃん、また飼主さんの衣服に
飛びつくことで室内飼いの猫ちゃんにも寄生します。
飛びついて、ワンちゃん・猫ちゃんを刺して、お尻周りを中心に痒くなります。
痒くて気にして、毛が薄くなってしまうことも。
そのノミが飼主さんをも刺すと、飼主さんにも痒みがでる場合があります
また、ノミは痒みだけでなく、瓜実(うりざね)条虫という寄生虫も媒介し、
便の中やお尻周りに白い米粒様のうようよと動く体の一部(虫卵入り)を排出します。
ですが、予防のお薬を背中に付ける付けることでノミ・マダニの予防が可能です
お薬の塗布の目安はワンちゃん、猫ちゃんとも月に一度をおすすめしております。
3月〜11月の9ヶ月間は、おすすめとなります。
4本毎のご購入で、300円割引させて頂いております。
大事なワンちゃん猫ちゃんをノミ・マダニの脅威から守りましょう
その他詳細は当院までお問い合わせください
3月2日より新年度(令和4年度)狂犬病予防注射が始まります
保健所からお知らせが届いている方は、書類をお持ち頂き、ワンちゃんと共に当院までお越しください
注射後に注射済み証明書を発行致します。
※書類がまだ届いていない方は書類なしでお越し頂いて大丈夫です
板橋区・豊島区の方は区への注射済票を受け取る手続きは、無料代行致します
その他の地域にお住いの方ももちろんお注射自体は受けられます
えっ、お知らせに書いてある日程・病院以外でも注射できるの??
そうなんです!!お注射はその日程はもちろん、その日程以外でも当院でお注射できます
4月に入ると混雑が予想されますので、3月中の方が混雑が避けられるかもしれません
よろしくお願い致します
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レントゲンを撮影すると…
胃内に食べたご飯と金属が認められました。
金属は紐に付いていたものでした。
ただ紐は…写っていません(;´Д`)
レントゲンは、金属など写る物もあれば、写らない物もあります。
紐を吐き出させる処置をしましたが、出せませんでした。
紐が絡まって、大きな塊になって吐き出せるサイズではありませんでした。
手術でお腹を開けて、胃を切開して取り出しました。
無事元気になりました(^^)/
●異物を飲み込んでしまった時の注意点があります。
?判明したら、すぐに来院してください!
早ければ吐き出させることで、事なきを得ることがあります。
?ご飯を食べさせないで下さい!
異物だけなら1回吐かせるだけで済んだ所が、最初に食べたご飯を吐いた為
最終的に5回も必要になることがあります。
吐かせるのは体に負担があるので、出来るだけ少ない回数にしてあげたいです。
?そもそも飲み込ませないよう普段からご注意下さい。
(でも実際は難しいですよね…。紐で遊んでいる姿は可愛いし…。)
]]>
今日は歯石の除去について
「歯石がたくさん付いている、お口が臭い、歯茎が赤い、時々よだれがでる」
などありましたら、歯石除去がおすすめです。
ハミガキは歯石が付かないようにする予防の役割なので、
一度歯石が付着してしまうと、ハミガキをしてもとれません
専用の機械で除去することで、きれい・清潔になります
<歯石除去前>
<歯石除去後>
当院では一年に一度の歯石除去をおすすめしております
ちなみにピンク色になっている歯茎の部分は、歯石により歯肉炎を起こしています。
歯石はお口の中の細菌が集合して塊になったものだからです
その細菌が血液の中に入り全身の臓器に感染を起こすこともあります。
また、ワンちゃん猫ちゃんには、お口の中にしこりができることがあります。
症状を訴えない当初は生活をしていて全くわかりませんが、歯石除去の
機会があれば同時にしこりのチェックも出来ます。
詳細は当院までお問い合わせ頂けたらと思います
ご機会ありましたら、ご利用下さい
『夕方にご飯を食べてからお腹がすごくパンパンに張っていて、吐きそうで吐けない仕草をしています。』
というミニチュアダックスさんでした。
緊急性が高いので、すぐにご来院頂いた所…
レントゲン検査で胃が重度に拡張しねじれている『胃拡張捻転』という状態でした。
黒い大きな塊は、大きく拡張した胃です。驚くほど大きいです。
この病気は、すぐにねじれた胃を手術で戻さないと命にも関わるかなり危険な病気です。
夜間の緊急手術をし、何とか回復してくれました。
この胃拡張捻転という病気ですが…
?大型犬とミニチュアダックスさんで発生することが多いです。
また夜間に発症することが多いとされています。
?ご飯や水を一気に大量に食べたり飲んだり、
食後に激しい運動をすることで発症しやすいです。
早食い防止の食器を利用するのもいいかもしれません。
胃拡張捻転になってからどう治療しよう、ではなく
病気にならないよう予防することがとても大事です。
『一気食いはせず、少量頻回にごはんを食べる』
『食後に運動は避ける』
ということを心掛けて頂ければと思います。
]]>
今年も暑い日が続く季節になってきました(;´Д`)
熱中症にはくれぐれもご注意下さい☆
とはいうものの…
熱中症ってどんな病気でしょうか❔
炎天下での激しい運動、エアコンを切った車内で長時間の置き去り、
室内のエアコンの付け忘れ、誤って暖房をつけて外出してしまう、等により
体温が急上昇します。
体温が40度以上になることもよくあります。
体温が上がると、全身の“全ての細胞”が“焼ける”状態になります。
体温が高い程、火力も強いといったイメージです。
“全ての細胞”なので、全身の臓器がダメージを受け、大きなダメージを受けた臓器の症状が出ます。
ダメージが主に脳であればけいれん発作、胃腸であれば嘔吐や下痢、
肝臓や腎臓であれば肝臓病や腎臓病の症状が出ます。
ダメージを受ける臓器は必ずしも一つとは限りません。
勿論複数の臓器がダメージを受けることもあります。
また“焼ける”状態なので、重度に発熱、脱水します。
つまり、全身のいくつもの臓器がダメージを受け、体が重度に発熱し脱水してしまう…
容易に命に関わる病気と想像できます。事実亡くなることもあるとても怖い病気です。
熱中症は、予防が大事です❕
熱中症になってからどう治療するか?というよりも、ならないようにすることがとても大事です。
炎天下での激しい運動、エアコンを切った車内で長時間の置き去り、
室内のエアコンの付け忘れ、誤って暖房をつけて外出してしまう等は
避けて頂けたらと思います❕
室温は27度以下を心掛けましょう。
また十分な飲水も心掛けてください。
まだまだ暑い夏が続きますのでご注意頂けたらと思いますm(__)m
]]>痒がっているし、皮膚がただれているので何かの皮膚炎かな?と思うのですが…
でも、ただれがちょっと強いような気も…
結論を言いますと、『皮膚型リンパ腫』といういわゆる癌です。
重要なことは、癌と言えば必ずしこりを作るイメージがありますが、
この柴犬さんのようにしこりを作らない癌も存在します。
よく見ると右眼の上まぶたに若干しこりはあります。
黒い鼻の部分の色素が抜けて、白くなっています。
ただの皮膚炎?と思っても、重大な病気が隠れていることがありますので、
ご注意頂けたらと思いますm(__)m
]]>
そんななか…
そろそろ蚊が出始めて来ます
今日はフィラリア予防薬のお話です!!!
フィラリアは、ワンちゃん、猫ちゃんが蚊に刺されることで心臓に寄生する寄生虫のことです。
予防期間は5月〜11月の7か月間が一年分です。
まとめて7か月分ご購入の方は300円割引しております!!
またノミ・マダニ予防も大事なワンちゃん猫ちゃんを襲ってくる季節ですので
しっかり予防してあげて下さいねっ※ノミは気温13℃以上で年中活動可能です!
予防期間は3月〜11月の9か月間をおすすめしております。
毎月一回予防薬を使用します。
4か月分ご購入毎に300円割引しております!!
フィラリア薬、ノミマダニ薬でその他の商品の扱いもありますので、
お問い合わせ下さい
詳しくは当院までどうぞ
気温13℃以上でノミ・マダニは活発になります
まずノミですが、こんな見た目です
ふぉ、フォルムが…気持ち悪いーっっ
こんなノミですが、暖かい季節になると街のお散歩コースに潜み、
地面近くを散歩するワンちゃん、外出する猫ちゃん、また飼主さんの衣服に
飛びつくことで室内飼いの猫ちゃんにも寄生します。
飛びついて、ワンちゃん・猫ちゃんを刺して、お尻周りを中心に痒くなります。
痒くて気にして、毛が薄くなってしまうことも。
そのノミが飼主さんをも刺すと、飼主さんにも痒みがでる場合があります
また、ノミは痒みだけでなく、瓜実(うりざね)条虫という寄生虫も媒介し、
便の中やお尻周りに白い米粒様のうようよと動く体の一部(虫卵入り)を排出します。
ですが、予防のお薬を背中に付ける付けることでノミ・マダニの予防が可能です
お薬の塗布の目安はワンちゃん、猫ちゃんとも月に一度をおすすめしております。
3月〜11月の9ヶ月間は、おすすめとなります。
4本毎のご購入で、300円割引させて頂いております。
大事なワンちゃん猫ちゃんをノミ・マダニの脅威から守りましょう
その他詳細は当院までお問い合わせください
3月2日より新年度(令和3年度)狂犬病予防注射が始まります
保健所からお知らせが届いている方は、書類をお持ち頂き、ワンちゃんと共に当院までお越しください
注射後に注射済み証明書を発行致します。
※書類がまだ届いていない方は書類なしでお越し頂いて大丈夫です
板橋区・豊島区の方は区への注射済票を受け取る手続きは、無料代行致します
その他の地域にお住いの方ももちろんお注射自体は受けられます
えっ、お知らせに書いてある日程・病院以外でも注射できるの??
そうなんです!!お注射はその日程はもちろん、その日程以外でも当院でお注射できます
4月に入ると混雑が予想されますので、3月中の方が混雑が避けられるかもしれません
よろしくお願い致します
]]>
今年もよろしくお願いします。
昨年末に右の後ろ足を挙げている、と
まだ1歳になっていないミニチュアダックスさんが来院されました。
歩き方を見てみると、右の後ろ足をあげたり、足を地面に付けてはいるのですが体重を
しっかりかけていない印象でした(;´Д`)
触診で股関節を触ると『キャン』と痛がりました。
レントゲンを撮影すると…
右の後ろ足の大腿骨という骨の頭の部分(大腿骨頭といいます)が左の同部位と比較して
ペシャンコに潰れています。
骨も太くなっています。
また少し黒く抜けている部分も見られます。
これは大腿骨頭壊死症、別名レッグ・カルベ・ペルテス病といいます。
最初にこの病気を発見した方々の名前が由来のようです。
大腿骨頭に栄養を注ぐ血管が無くなり、大腿骨頭が壊死することで痛みが出るので、
後ろ足を挙げるようになります。
1歳齢以下の若齢の小型犬のワンちゃんで発生しやすいとされています。
治療は、壊死した大腿骨頭を手術で切除することで痛みを取ってあげます。
今回のダックスさんも当院で手術を実施しました。
]]>
今日は歯石の除去について
「歯石がたくさん付いている、お口が臭い、歯茎が赤い、時々よだれがでる」
などありましたら、歯石除去がおすすめです。
ハミガキは歯石が付かないようにする予防の役割なので、
一度歯石が付着してしまうと、ハミガキをしてもとれません
専用の機械で除去することで、きれい・清潔になります
<歯石除去前>
<歯石除去後>
当院では一年に一度の歯石除去をおすすめしております
ちなみにピンク色になっている歯茎の部分は、歯石により歯肉炎を起こしています。
歯石はお口の中の細菌が集合して塊になったものだからです
その細菌が血液の中に入り全身の臓器に感染を起こすこともあります。
また、ワンちゃん猫ちゃんには、お口の中にしこりができることがあります。
症状を訴えない当初は生活をしていて全くわかりませんが、歯石除去の
機会があれば同時にしこりのチェックも出来ます。
詳細は当院までお問い合わせ頂けたらと思います
ご機会ありましたら、ご利用下さい
今年も暑い日が続く季節になってきました(;´Д`)
熱中症にはくれぐれもご注意下さい☆
とはいうものの…
熱中症ってどんな病気でしょうか❔
炎天下での激しい運動、エアコンを切った車内で長時間の置き去り、
室内のエアコンの付け忘れ、誤って暖房をつけて外出してしまう、等により
体温が急上昇します。
体温が40度以上になることもよくあります。
体温が上がると、全身の“全ての細胞”が“焼ける”状態になります。
体温が高い程、火力も強いといったイメージです。
“全ての細胞”なので、全身の臓器がダメージを受け、大きなダメージを受けた臓器の症状が出ます。
ダメージが主に脳であればけいれん発作、胃腸であれば嘔吐や下痢、
肝臓や腎臓であれば肝臓病や腎臓病の症状が出ます。
ダメージを受ける臓器は必ずしも一つとは限りません。
勿論複数の臓器がダメージを受けることもあります。
また“焼ける”状態なので、重度に発熱、脱水します。
つまり、全身のいくつもの臓器がダメージを受け、体が重度に発熱し脱水してしまう…
容易に命に関わる病気と想像できます。事実亡くなることもあるとても怖い病気です。
熱中症は、予防が大事です❕
熱中症になってからどう治療するか?というよりも、ならないようにすることがとても大事です。
炎天下での激しい運動、エアコンを切った車内で長時間の置き去り、
室内のエアコンの付け忘れ、誤って暖房をつけて外出してしまう等は
避けて頂けたらと思います❕
室温は27度以下を心掛けましょう。
また十分な飲水も心掛けてください。
まだまだ暑い夏が続きますのでご注意頂けたらと思いますm(__)m
]]>表面から出血しているということで来院されました。
二ヶ所しこりができています。
結論から言いますと、これは肛門周囲腺腫という良性のしこりです。
名前の通り、肛門やしっぽといったお尻周りに出来易いです
徐々に大きくなっていき、表面が破れて出血し痛みを伴い易いです
肛門周囲腺腫ができる原因として精巣からのホルモンが原因となっています
その為、去勢していない雄のワンちゃんによくできます。
逆に言うと去勢をすることで予防できうるしこりです。
手術でしこりの切除と去勢手術を実施しました。
経過は良好で、傷も問題なく抜糸しました
※抜糸直後の為、少し血のにじむ部分がありますが、
問題はありません。
これからも元気でいてね
]]>
そんななか…
そろそろ蚊が出始めて来ます
今日はフィラリア予防薬のお話です!!!
フィラリアは、ワンちゃん猫ちゃんが蚊に刺されることで心臓に寄生する寄生虫のことです。
予防期間は5月〜11月の7か月間が一年分です。
まとめて7か月分ご購入の方は300円割引しております!!
またノミ・マダニ予防も大事なワンちゃん猫ちゃんを襲ってくる季節ですので
しっかり予防してあげて下さいねっ※ノミは気温13℃以上で年中活動可能です!
予防期間は3月〜11月の9か月間をおすすめしております。
毎月一回予防薬を使用します。
4か月分ご購入毎に300円割引しております!!
フィラリア薬、ノミマダニ薬でその他の商品の扱いもありますので、
お問い合わせ下さい
詳しくは当院までどうぞ
気温13℃以上でノミ・マダニは活発になります
まずノミですが、こんな見た目です
ふぉ、フォルムが…気持ち悪いーっっ
こんなノミですが、暖かい季節になると街のお散歩コースに潜み、
地面近くを散歩するワンちゃん、外出する猫ちゃん、また飼主さんの衣服に
飛びつくことで室内飼いの猫ちゃんにも寄生します。
飛びついて、ワンちゃん・猫ちゃんを刺して、お尻周りを中心に痒くなります。
痒くて気にして、毛が薄くなってしまうことも。
そのノミが飼主さんをも刺すと、飼主さんにも痒みがでる場合があります
また、ノミは痒みだけでなく、瓜実(うりざね)条虫という寄生虫も媒介し、
便の中やお尻周りに白い米粒様のうようよと動く体の一部(虫卵入り)を排出します。
ですが、予防のお薬を背中に付ける付けることでノミ・マダニの予防が可能です
お薬の塗布の目安はワンちゃん、猫ちゃんとも月に一度をおすすめしております。
3月〜11月の9ヶ月間がおすすめとなります。
4本毎のご購入で、300円割引させて頂いております。
大事なワンちゃん猫ちゃんをノミ・マダニの脅威から守りましょう
その他詳細は当院までお問い合わせください
3月2日より新年度(令和2年度)狂犬病予防注射が始まります
保健所からお知らせが届いている方は、書類をお持ち頂き、ワンちゃんと共に当院までお越しください
注射後に注射済み証明書を発行致します。
※書類がまだ届いていない方は書類なしでお越し頂いて大丈夫です
板橋区・豊島区の方は区への注射済票を受け取る手続きは、無料代行致します
その他の地域にお住いの方ももちろんお注射自体は受けられます
えっ、お知らせに書いてある日程・病院以外でも注射できるの??
そうなんです!!お注射はその日程はもちろん、その日程以外でも当院でお注射できます
4月に入ると混雑が予想されますので、3月中の方が混雑が避けられるかもしれません
よろしくお願い致します
本日の格言
予防は最大の治療
見るとぐったりしており、体を触ると冷たい…
体温を測ると36.1℃でした(;゚Д゚)※人では平熱ですが、ワンちゃんの平熱は38度台です。
体温が低下する原因はいくつかありますが、一つとして血のめぐりが悪くなると、体温が下がります。
お腹の中を超音波検査してみると…
お腹の中に大量の血液が!!!
お腹の中で大出血しているので、血のめぐりが悪くなり、体温が下がっていました。
お腹の中には『脾臓』という血液を貯め込む臓器があり、そこにしこりが出来て、
しこりが破れることで大出血することがあります。
緊急手術で、脾臓と破れているしこりを切除しました。
無事手術を乗り越えてくれて、元通りに元気でよくご飯も食べてくれるようになりました(^^♪
これにて、一件落着(^_-)-☆
…ではありません!!!!!!!!!!
なぜなら、『そもそも脾臓に出来ていたしこりは何だったのか?』ということを考えなければなりません。
ワンちゃんの脾臓に出来るしこりのうち、約1/4で『血管肉腫』という悪性のガンがあります。
切除したからいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、
血管肉腫は特に転移をしやすい悪性のガンです。
今後別の臓器に転移することで新たなしこりを作り、最初と同じように破裂する可能性があるからです。
脾臓に出来る血管肉腫というしこりは、ワンちゃんのしこりの中でも
特に悪性度が高い、とされています。
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今日は歯石の除去について
「歯石がたくさん付いている、お口が臭い、歯茎が赤い、時々よだれがでる」
などありましたら、歯石除去がおすすめです。
ハミガキは歯石が付かないようにする予防の役割なので、
一度歯石が付着してしまうと、ハミガキをしてもとれません
専用の機械で除去することで、きれい・清潔になります
<歯石除去前>
<歯石除去後>
当院では一年に一度の歯石除去をおすすめしております
ちなみにピンク色になっている歯茎の部分は、歯石により歯肉炎を起こしています。
歯石はお口の中の細菌が集合して塊になったものだからです
その細菌が血液の中に入り全身の臓器に感染を起こすこともあります。
また、ワンちゃん猫ちゃんには、お口の中にしこりができることがあります。
症状を訴えない当初は生活をしていて全くわかりませんが、歯石除去の
機会があれば同時にしこりのチェックも出来ます。
詳細は当院までお問い合わせ頂けたらと思います
ご機会ありましたら、ご利用下さい
本日の格言
口は災いのもと
先日、トリミングコースに来られたトイプードルくんが身体検査にて
異常が…
精巣が袋の中に右側の一つしかありません(青矢印)
なんと左側はお股の奥にありました
これは潜在精巣というものです。
胎児期には精巣はお腹の中にあるのですが、出生後に徐々に精巣の袋の中に
下降していきます
生後4〜5ヶ月齢を過ぎても左右の精巣が袋の中に触れない場合、
潜在精巣が疑われます。
潜在精巣だと何か不具合でもあるのか…
潜在精巣の場合、精巣が腫瘍(しゅよう)化し易いとされています
その為、去勢手術がおすすめとなります
猫ちゃんでも稀ですが見られる場合があります
※精巣が袋の中に一つしかありません(水色矢印)
ワンちゃん、猫ちゃんがまだ去勢していないようでしたら、精巣を確認
してみて頂けると幸いです
ご質問等詳細については当院までご連絡お願い致します
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先日お尻に米粒のような動くものが付いている、と猫さんが来院されました(;゚Д゚)
この米粒をつぶして顕微鏡で見ると…
卵がいっぱい入った小袋がいっぱい(;゚Д゚)
これは瓜実(うりざね)条虫という寄生虫です。
虫体の全長は50-70cmに達しますが、米粒様の「片節」という1cm前後の
分節が連なって出来ていて、最末端の片節をひとつずつ切り離し
これが糞便と共に排泄されます。
では、どうやってこの虫がワンちゃんやネコちゃんに感染するのでしょうか??
ポイントは、、、、
?原因はノミです!感染するにはノミを飲み込む必要があります。
ノミがいてかゆくなり、体を舐めているうちに飲み込みます。
?治療は瓜実条虫の駆除だけでなく、ノミの駆除も必要です。
?ワンちゃん、猫ちゃんは勿論、人にも感染します。
感染しないためにはノミの予防が大事です!
夏の陽気ですね
本日は、暑い時期によく来院される皮膚病についてのお話です
背中にブツブツがたくさん出来て、とっても痒いと言う事でした
※皮膚病を把握するために毛を短く刈っています。
背中全体にたくさんブツブツが出来ています。
これは膿皮症(のうひしょう)という皮膚病で、皮膚にわずかに存在している細菌が
過剰増殖して集落をたくさんつくっています。
でもなぜ細菌が過剰増殖してしまったのか…
増殖した背景にはその他の皮膚病、ホルモン病、内臓の病気などが隠れている
可能性があります。
治療を開始して約三週間後にはここまで良くなってくれました。
痒みも全くないそうです
皮膚のトラブルでお困りの事がありましたら、当院までご相談頂けたらと
思います
本日の格言 皮膚は内臓をうつす鏡
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今年も暑い日が続く季節になってきました(;´Д`)
熱中症にはくれぐれもご注意下さい☆
とはいうものの…
熱中症ってどんな病気でしょうか❔
炎天下での激しい運動、エアコンを切った車内で長時間の置き去り、
室内のエアコンの付け忘れ、誤って暖房をつけて外出してしまう、等により
体温が急上昇します。
体温が40度以上になることもよくあります。
体温が上がると、全身の“全ての細胞”が“焼ける”状態になります。
体温が高い程、火力も強いといったイメージです。
“全ての細胞”なので、全身の臓器がダメージを受け、大きなダメージを受けた臓器の症状が出ます。
ダメージが主に脳であればけいれん発作、胃腸であれば嘔吐や下痢、
肝臓や腎臓であれば肝臓病や腎臓病の症状が出ます。
ダメージを受ける臓器は必ずしも一つとは限りません。
勿論複数の臓器がダメージを受けることもあります。
また“焼ける”状態なので、重度に発熱、脱水します。
つまり、全身のいくつもの臓器がダメージを受け、体が重度に発熱し脱水してしまう…
容易に命に関わる病気と想像できます。事実亡くなることもあるとても怖い病気です。
熱中症は、予防が大事です❕
熱中症になってからどう治療するか?というよりも、ならないようにすることがとても大事です。
炎天下での激しい運動、エアコンを切った車内で長時間の置き去り、
室内のエアコンの付け忘れ、誤って暖房をつけて外出してしまう等は
避けて頂けたらと思います❕
室温は27度以下を心掛けましょう。
また十分な飲水も心掛けてください。
まだまだ暑い夏が続きますのでご注意頂けたらと思いますm(__)m
本日の格言 接するは温かい春の心
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そんななか…
そろそろ蚊が出始めて来ます
今日はフィラリア予防薬のお話です!!!
フィラリアは、ワンちゃん猫ちゃんが蚊に刺されることで心臓に寄生する寄生虫のことです。
予防期間は5月〜11月の7か月間が一年分です。
まとめて7か月分ご購入の方は300円割引しております!!
またノミ・マダニ予防も大事なワンちゃん猫ちゃんを襲ってくる季節ですので
しっかり予防してあげて下さいねっ※ノミは気温13℃以上で年中活動可能です!
予防期間は3月〜11月の9か月間をおすすめしております。
毎月一回予防薬を使用します。
4か月分ご購入毎に300円割引しております!!
フィラリア薬、ノミマダニ薬でその他の商品の扱いもありますので、
お問い合わせ下さい
詳しくは当院までどうぞ
本日の格言
蚊は虎よりも恐ろしい タイの格言
気温13℃以上でノミ・マダニは活発になります
まずノミですが、こんな見た目です
ふぉ、フォルムが…気持ち悪いーっっ
こんなノミですが、暖かい季節になると街のお散歩コースに潜み、
地面近くを散歩するワンちゃん、外出する猫ちゃん、また飼主さんの衣服に
飛びつくことで室内飼いの猫ちゃんにも寄生します。
飛びついて、ワンちゃん・猫ちゃんを刺して、お尻周りを中心に痒くなります。
痒くて気にして、毛が薄くなってしまうことも。
そのノミが飼主さんをも刺すと、飼主さんにも痒みがでる場合があります
また、ノミは痒みだけでなく、瓜実(うりざね)条虫という寄生虫も媒介し、
便の中やお尻周りに白い米粒様のうようよと動く体の一部(虫卵入り)を排出します。
ですが、予防のお薬を背中に付ける付けることでノミ・マダニの予防が可能です
お薬の塗布の目安はワンちゃん、猫ちゃんとも月に一度をおすすめしております。
3月〜11月の9ヶ月間がおすすめとなります。
4本毎のご購入で、300円割引させて頂いております。
大事なワンちゃん猫ちゃんをノミ・マダニの脅威から守りましょう
その他詳細は当院までお問い合わせください
本日の格言
3月2日より新年度(31年度)狂犬病予防注射が始まります
保健所からお知らせが届いている方は、書類をお持ち頂き、ワンちゃんと共に当院までお越しください
注射後に注射済み証明書を発行致します。
※書類がまだ届いていない方は書類なしでお越し頂いて大丈夫です
板橋区・豊島区の方は区への注射済票を受け取る手続きは、無料代行致します
その他の地域にお住いの方ももちろんお注射自体は受けられます
えっ、お知らせに書いてある日程・病院以外でも注射できるの??
そうなんです!!お注射はその日程はもちろん、その日程以外でも当院でお注射できます
4月に入ると混雑が予想されますので、3月中の方が混雑が避けられるかもしれません
よろしくお願い致します
本日の格言
予防は最大の治療
今年も宜しくお願い致します。
先日『後ろ足が骨折しているかもしれません』とポメラニアンさんが来院されました。
ポメラニアンさんが布団の中に潜っていた所を、
お子様が気づかず踏んでしまったそうです( ;∀;)
この寒い時期に暖を取っていたのでしょう。
歩き方を見ると…
右の後ろ足を挙げて、足を着けようとしません。
レントゲンを撮影すると…
右後ろ足のはまっていた骨が外れています(股関節の脱臼)。
すぐにお預かりし、骨を元に戻しました。
痛みの無い様にして、後ろ足を引っ張ることで元に戻します。
上手く戻りました(●´ω`●)
めでたし、めでたし…(。´・ω・)?
実はめでたしではありません!重大な注意点があります!!
本来このように骨がはまっているのですが、実は、骨同士が外れないように
周りを取り囲む袋や靱帯が存在しています。※袋や靱帯はレントゲンでは写りません。
取り囲む袋や靱帯が切れない限り、骨が外れることはないのです。
つまり『骨が外れている=取り囲む袋や靱帯が切れている』ということです。
その為、骨を元に戻したとしても、取り囲む袋や靱帯が切れたままなので…
また外れてしまう可能性があります!
人でも、肩が外れやすい方がいらっしゃるのと同じです(;゚Д゚)
外れずらいように包帯をして、安静をお願いしました。
寒い時期は思わぬ場所にワンちゃん猫ちゃんが暖をとっていることがあるので、
要注意お願い致しますm(__)m
本日の格言 石に布団は着せられず
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今日は歯石の除去について
「歯石がたくさん付いている、お口が臭い、歯茎が赤い、時々よだれがでる」
などありましたら、歯石除去がおすすめです。
ハミガキは歯石が付かないようにする予防の役割なので、
一度歯石が付着してしまうと、ハミガキをしてもとれません
専用の機械で除去することで、きれい・清潔になります
<歯石除去前>
<歯石除去後>
当院では一年に一度の歯石除去をおすすめしております
ちなみにピンク色になっている歯茎の部分は、歯石により歯肉炎を起こしています。
歯石はお口の中の細菌が集合して塊になったものだからです
その細菌が血液の中に入り全身の臓器に感染を起こすこともあります。
また、ワンちゃん猫ちゃんには、お口の中にしこりができることがあります。
症状を訴えない当初は生活をしていて全くわかりませんが、歯石除去の
機会があれば同時にしこりのチェックも出来ます。
詳細は当院までお問い合わせ頂けたらと思います
ご機会ありましたら、ご利用下さい
本日の格言
口は災いのもと
先日、元気と食欲がなく、ぐったりしているということで雄猫さんが来院されました。
お話を伺うと、何度もトイレに行くものの全く尿が出ていないということでした( ;∀;)
以前から何度もトイレに行っていたようでしたが、尿は出ていたみたいです。
お腹を触ると…
パンパンに膨れ上がった膀胱が(;゚Д゚)
レントゲン撮影を行うと…
これは尿道に結石の塊が詰まってしまうことで、おしっこが全く出ず、
膀胱がパンパンに膨れ上がっています。
とても苦しく命を落としうる危険な状態です。
尿検査を行うと、尿中に結石(ストルバイト結石といいます)がいくつも認められます。
すぐに雄猫さんをお預かりし、詰まった尿道に管を入れて、おしっこを出す処置をしました。
数時間、数日遅れていたと思うと…ゾッとします。
ところでなぜ結石が出来たのか…(。´・ω・)?
これは主に体質、食事内容、飲水量が少ない等が原因とされています。
幸いにストルバイト結石は溶かすことのできるタイプの結石ですが、
継続した溶解治療が必要となります。
突然尿道内に詰まるのですが、多くの場合事前に何度もトイレに行くといった
頻尿や血尿の症状が出ていることがあります。
その時点で、ご家族が気付き来院されれば尿道に詰まる前に治療できます(●´ω`●)
ワンちゃん猫ちゃんで、『何度もトイレに行く、血尿をした、おしっこが出ない』
といった症状がありましたら、至急来院頂けたらと思います。
本日の格言
世界は粥で造られていない、
固いものは噛まねばならない、
喉がつまるか消化するか、二つに一つだ
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先日、雌のミニチュアダックスさんが『胸にしこりができている』と
来院されました
確認してみると…
乳頭の周り、乳腺にしこりがいくつか触れました。
乳腺腫瘍(しゅよう)です。
実はこういったことはよくあります。
腫瘍(しゅよう)とは良性、悪性を含めて全ての“しこり”につかいます。
そのうちの悪性がいわゆる乳腺癌です。
今出来ているしこりは、果たして良性なのか?悪性なのか??
『50%ルール』というものがあります。
犬の乳腺に腫瘍ができた場合、50%は良性、50%は悪性というものです。
さらに悪性のうち50%は転移するほど極めて悪性です。
悪性かどうかは、見た目、触った感触では必ずしも判断できません。
大きくて悪そうでも良性、小さくて悪くなさそうでも悪性など様々です。
手術などで切除し、検査して良性、悪性が分かります。
犬の乳腺は縦につながっているので、縦に腫瘍細胞が広がります。
今回は左の乳腺にいくつかしこりが出来ていた為、
左側の乳腺を縦に全て切除しました。
傷としては決して小さくありませんが、抜糸が済むと綺麗に落ち着きます。
まだ手術直後なので毛が生えていませんが、生えそろうとより目立たなくなります。
今回の検査結果は幸いに全て良性でした。
このように悪そうに見えても良性の場合もありますので、必ずしも
悲観的になる必要もないかと思います
ただ最も大事なことは、犬の乳腺腫瘍は発症の予防ができます。
それは避妊手術です。
幼少期の最初の発情がくる前に避妊手術をすることで
乳腺の発達を抑え、将来乳腺腫瘍ができる確率を下げることができます。
出産の予定がないようでしたら、避妊手術はおすすめとなります
詳細は当院までお問い合わせ下さい
本日の格言:予防は最大の治療
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今年は「スーパー猛暑(最高気温が37度以上)」と言われるほど、
暑い日が続いています(>_<)
熱中症にはくれぐれもご注意下さい☆
とはいうものの…
熱中症ってどんな病気でしょうか❔
炎天下での激しい運動、エアコンを切った車内で長時間の置き去り、
室内のエアコンの付け忘れ、誤って暖房をつけて外出してしまう、等により
体温が急上昇します。
体温が40度以上になることもよくあります。
体温が上がると、全身の“全ての細胞”が“焼ける”状態になります。
体温が高い程、火力も強いといったイメージです。
“全ての細胞”なので、全身の臓器がダメージを受け、大きなダメージを受けた臓器の症状が出ます。
ダメージが主に脳であればけいれん発作、胃腸であれば嘔吐や下痢、
肝臓や腎臓であれば肝臓病や腎臓病の症状が出ます。
ダメージを受ける臓器は必ずしも一つとは限りません。
勿論複数の臓器がダメージを受けることもあります。
また“焼ける”状態なので、重度に発熱、脱水します。
つまり、全身のいくつもの臓器がダメージを受け、体が重度に発熱し脱水してしまう…
容易に命に関わる病気と想像できます。事実亡くなることもあるとても怖い病気です。
熱中症は、予防が大事です❕
熱中症になってからどう治療するか?というよりも、ならないようにすることがとても大事です。
炎天下での激しい運動、エアコンを切った車内で長時間の置き去り、
室内のエアコンの付け忘れ、誤って暖房をつけて外出してしまう等は
避けて頂けたらと思います❕
室温は27度以下を心掛けましょう。
また十分な飲水も心掛けてください。
まだまだ暑い夏が続きますのでご注意頂けたらと思いますm(__)m
本日の格言 接するは温かい春の心
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先日、中毒に関する勉強会に参加してきました。
その中で意外な中毒物質をご紹介させて頂きます。
有名?な中毒物質としては、チョコレート、玉ねぎなどがあると思います。
今回ご紹介するのはキシリトールガムです。
キシリトールガムを誤食すると、低血糖、肝臓障害という命に関わる状態に陥ります。
インスリンという血糖値を下げるホルモンが大量に放出される為です。
でも、どのくらい食べたら中毒になるのか…?
目安として、1粒/kgです!※体重1kgあたり1粒、体重3kgですと3粒です。
意外と少量で中毒が起きてしまいます
身近にあって、少量でも致死性の状態に陥ります。
ワンちゃん、猫ちゃんが間違っても誤食しないようご注意頂けたらと思います。
本日の格言 どんなキノコも一度は食べられる
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夏の陽気ですね
本日は、暑い時期によく来院される皮膚病についてのお話です
背中にブツブツがたくさん出来て、とっても痒いと言う事でした
※皮膚病を把握するために毛を短く刈っています。
背中全体にたくさんブツブツが出来ています。
これは膿皮症(のうひしょう)という皮膚病で、皮膚にわずかに存在している細菌が
過剰増殖して集落をたくさんつくっています。
でもなぜ細菌が過剰増殖してしまったのか…
増殖した背景にはその他の皮膚病、ホルモン病、内臓の病気などが隠れている
可能性があります。
治療を開始して約三週間後にはここまで良くなってくれました。
痒みも全くないそうです
皮膚のトラブルでお困りの事がありましたら、当院までご相談頂けたらと
思います
本日の格言 皮膚は内臓をうつす鏡
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そんななか…
そろそろ蚊が出始めて来ます
今日はフィラリア予防薬のお話です!!!
フィラリアは、ワンちゃん猫ちゃんが蚊に刺されることで心臓に寄生する寄生虫のことです。
予防期間は5月〜11月の7か月間が一年分です。
まとめて7か月分ご購入の方は300円割引しております!!
またノミ・マダニ予防も大事なワンちゃん猫ちゃんを襲ってくる季節ですので
しっかり予防してあげて下さいねっ
予防期間は3月〜11月の9か月間をおすすめしております。
毎月一回予防薬を使用します。
4か月分ご購入毎に300円割引しております!!
フィラリア薬、ノミマダニ薬でその他の商品の扱いもありますので、
お問い合わせ下さい
詳しくは当院までどうぞ
本日の格言
蚊は虎よりも恐ろしい タイの格言
8か月齢のポメラニアンさんが受診されました
飼主さんが抱っこしていた所から肩に上がってしまい、そのまま後ろに落ちてしまったそうです
歩き方を見てみると…
完全に右の前足を挙げっぱなしで、全く足を着ける気配がありません
レントゲンを撮影すると…
前足の橈骨、尺骨という二本の骨が折れていました。
骨折は迅速な手術が大事なので、その日にすぐ当院にて手術を実施することとなりました
その後の経過は順調で無事に足をついて歩いてくれるようになりました
前足の骨折は、今回のような子犬、多くは2,3歳齢以下の小型犬のワンちゃんで
発生することが多いとされています
やんちゃ盛りの可愛い時期ですが、骨折には十分ご注意頂けたらと思います
本日の格言:骨折を治すのも骨が折れる
]]>3月〜11月の9ヶ月間がおすすめとなります。
4本毎のご購入で、300円割引させて頂いております。
大事なワンちゃん猫ちゃんをノミ・マダニの脅威から守りましょう
その他詳細は当院までお問い合わせください
本日の格言
3月2日より新年度(30年度)狂犬病予防注射が始まります
保健所からお知らせが届いている方は、書類をお持ち頂き、ワンちゃんと共に当院までお越しください
注射後に注射済み証明書を発行致します。
※書類がまだ届いていない方は書類なしでお越し頂いて大丈夫です
板橋区・豊島区の方は区への注射済票を受け取る手続きは、無料代行致します
その他の地域にお住いの方ももちろんお注射自体は受けられます
えっ、お知らせに書いてある日程・病院以外でも注射できるの??
そうなんです!!お注射はその日程はもちろん、その日程以外でも当院でお注射できます
4月に入ると混雑が予想されますので、3月中の方が混雑が避けられるかもしれません
よろしくお願い致します
本日の格言
予防は最大の治療
今日は歯石の除去について
「歯石がたくさん付いている、お口が臭い、歯茎が赤い、時々よだれがでる」
などありましたら、歯石除去がおすすめです。
ハミガキは歯石が付かないようにする予防の役割なので、
一度歯石が付着してしまうと、ハミガキをしてもとれません
専用の機械で除去することで、きれい・清潔になります
<歯石除去前>
<歯石除去後>
当院では一年に一度の歯石除去をおすすめしております
ちなみにピンク色になっている歯茎の部分は、歯石により歯肉炎を起こしています。
歯石はお口の中の細菌が集合して塊になったものだからです
その細菌が血液の中に入り全身の臓器に感染を起こすこともあります。
また、ワンちゃん猫ちゃんには、お口の中にしこりができることがあります。
症状を訴えない当初は生活をしていて全くわかりませんが、歯石除去の
機会があれば同時にしこりのチェックも出来ます。
詳細は当院までお問い合わせ頂けたらと思います
ご機会ありましたら、ご利用下さい
本日の格言
口は災いのもと
という報道がありました。
今年の7月にはSFTSに感染した野良猫が女性の手をかんだことで感染し、
亡くなられたという報道もありました。
ワンちゃん、猫ちゃんが、SFTSウイルスをもつマダニにさされることから事態は始まっています。
大事なことは
『普段からのマダニの予防』、『ふれあいの後はきっちり手洗いをする』、
『体調に異変があれば来院する』ように心掛けて頂ければと思います
ノミ・マダニの予防は、月に一度の予防薬で可能ですので、
おすすめとなります
飼主様、大切なワンちゃん、猫ちゃんがこのような病気に感染しないよう
十分にご注意下さい
宜しくお願い致します
本日の格言:ペットは愛情だけでなく、病気も媒介してしまう
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先日皮膚がただれてガビガビになっているというチワワさんが来院されました
見ると脇からお腹、足の所にかけて左右対称にガビガビ(かさぶた)が沢山できていました
しかし本人は痒がったりしないとのことでした。
検査をしましたが、以前の日記にも書いたような細菌、カビ、ダニは見られません
飼主様と相談させて頂き、病気の診断をするためには生検が必要とお伝えしました。
『生検』とは…
ほんの一部の皮膚を切り取り、皮膚がどういった状態か顕微鏡で診断するものです。
その結果、『多形紅斑』という診断になりました。
この皮膚病は、どういった病気なのかな…
体にはバイ菌などの異物が体内に侵入してくると、それをやっつける免疫があります。
多形紅斑は、免疫が自分自身の皮膚を誤って異物と見なしてしまい攻撃してしまう病気です。
進行すると更に全身の皮膚が攻撃されてしまいます。
その為、皮膚の免疫を抑える治療を開始することになりました。
幸いに、お薬の反応は良くキレイな状態になってくれました
これからも元気でいてね
皮膚のトラブルでお困りの方がいらっしゃいましたら、当院まで
ご相談頂ければと思います
本日の格言:昨日の友は今日の敵
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先日、雌のミニチュアダックスさんが『胸にしこりができている』と
来院されました
確認してみると…
乳頭の周り、乳腺にしこりがいくつか触れました。
乳腺腫瘍(しゅよう)です。
実はこういったことはよくあります。
腫瘍(しゅよう)とは良性、悪性を含めて全ての“しこり”につかいます。
そのうちの悪性がいわゆる乳腺癌です。
今出来ているしこりは、果たして良性なのか?悪性なのか??
『50%ルール』というものがあります。
犬の乳腺に腫瘍ができた場合、50%は良性、50%は悪性というものです。
さらに悪性のうち50%は転移するほど極めて悪性です。
悪性かどうかは、見た目、触った感触では必ずしも判断できません。
大きくて悪そうでも良性、小さくて悪くなさそうでも悪性など様々です。
手術などで切除し、検査して良性、悪性が分かります。
犬の乳腺は縦につながっているので、縦に腫瘍細胞が広がります。
今回は左の乳腺にいくつかしこりが出来ていた為、
左側の乳腺を縦に全て切除しました。
傷としては決して小さくありませんが、抜糸が済むと綺麗に落ち着きます。
まだ手術直後なので毛が生えていませんが、生えそろうとより目立たなくなります。
今回の検査結果は幸いに全て良性でした。
このように悪そうに見えても良性の場合もありますので、必ずしも
悲観的になる必要もないかと思います
ただ最も大事なことは、犬の乳腺腫瘍は発症の予防ができます。
それは避妊手術です。
幼少期の最初の発情がくる前に避妊手術をすることで
乳腺の発達を抑え、将来乳腺腫瘍ができる確率を下げることができます。
出産の予定がないようでしたら、避妊手術はおすすめとなります
詳細は当院までお問い合わせ下さい
本日の格言:予防は最大の治療
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夏のジメジメした時期に多発する皮膚病があります
皮膚が痒いとミニチュアダックスさんが来院されました。
下腹部が真っ赤になり、たくさんのフケ、ベトベト感、皮膚が黒ずんでいました
顕微鏡でこの部分を見てみると…
雪だるま?ピーナッツ?のような形をした物がたくさん見られます
これはマラセチアと言われるカビ(真菌)です。
マラセチアが繁殖して皮膚炎を起こしています
皮膚に元々わずかに存在しているマラセチアが過剰増殖して
集落をつくっています。
でもなぜマラセチアが過剰増殖してしまったのか…
増殖した背景にはアレルギーなどの皮膚病、ホルモン病、内臓の病気が隠れている
可能性があります。
マラセチアは体の脂が好物で、脂が貯まりやすいしわの部分に皮膚炎が出やすいです
下腹部、胸から脇にかけて、指の間、顔のしわの間などです
皮膚のトラブルでお困りの事がありましたら、当院までご相談頂けたらと
思います
本日の格言 皮膚は内臓をうつす鏡
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夏の陽気ですね
本日は、暑い時期によく来院される皮膚病についてのお話です
背中にブツブツがたくさん出来て、とっても痒いと言う事でした
※皮膚病を把握するために毛を短く刈っています。
背中全体にたくさんブツブツが出来ています。
これは膿皮症(のうひしょう)という皮膚病で、皮膚にわずかに存在している細菌が
過剰増殖して集落をたくさんつくっています。
でもなぜ細菌が過剰増殖してしまったのか…
増殖した背景にはその他の皮膚病、ホルモン病、内臓の病気などが隠れている
可能性があります。
治療を開始して約三週間後にはここまで良くなってくれました。
痒みも全くないそうです
皮膚のトラブルでお困りの事がありましたら、当院までご相談頂けたらと
思います
本日の格言 皮膚は内臓をうつす鏡
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